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【メンバーズボイス 】下北沢 / fragrance label 「yes」 山野辺喜子さん

シェアスペース、レインボー倉庫。
そこにはどんな人がいて、どんな使い方をして、そしてどう働いているのか。
リアルな声を聞くため、倉庫スタッフによる倉庫メンバーへのインタビュー企画。

今回お話をお伺いするのは、fragrance label 「yes」 山野辺 喜子さん
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~自然を愛するすべての人へ~
「yes」はナチュラル・オーガニック素材を丁寧に選び、 お子様やお肌の弱い方でも、安心してお使いいただけるアロマ製品をお届けします。



ー始めに「yes」の活動、お仕事内容について教えてください
カウンセリングをして、その方の体調やメンタル状態に合うアロマやハーブを調合しています。
また、様々なジャンルのアーティストの方とのコラボレーションで、空間の香りの演出も行っています。
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ーその方に合わせてオリジナルで調合するということは、世界に一つだけということですか?
はい、体調やメンタル状態で選ぶ香りが違うので、その方にとっての”世界に一つ”になりますね。

ー香りで癒されたいなと思った時にアロマとお香で迷ったことがあるんですが、どんな違いがありますか?
お香でも自分が好きな香りであれば癒しになると思います。天然香料と合成香料があるので、好みは分かれるかもしれません。
yesのアロマは “メディカルアロマ” というジャンルで、痒みや炎症を緩和したり、不眠や鬱を好転させたり、昔からお薬のように使われてきた植物療法を取り入れています。お医者さんでもないし、お薬でもないですが、慢性的な不調で悩んでいる方の「こころとからだの癒し」を目指しています。
SDIM3122 のコピーーなるほど、全くの別物なんですね!


ー次にレインボー倉庫の専有空間についてお伺いします。空間のテーマを教えてください。
ヨーロッパの”Herboristerie(エルボリステリア)”と呼ばれるハーブ薬局がテーマです。
ヨーロッパのアロマやハーブを学んでいるので、その雰囲気と”ラボ(実験室)”のようなイメージで空間を演出しています。
001-800x600 のコピー使い方はマルチです。基本は事務所として使っていますが、クライアントさんのカウンセリングの場になったり、製作するラボになったり。
私の使っている016号室はサンプルルームだったので、もともとデスクと棚が付いていて最初の内装が楽でした。あとは、古道具やドライハーブを使って、favoris Inc.の内藤氏に「yes」の世界観を演出してもらいました。

ー空間の中で一番のこだわりポイントはありますか?
調合の様子や素材が目に見えること。
「yes」の商品を使う人に安心してもらえると思うので、”見える状態”を意識しました。
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ーレインボー倉庫との出会いについてお伺いします。レインボー倉庫を知ったきっかけを教えてください。
物件を探しているときに、知り合いが「いい所があるよ」と教えてくれました。
Facebookでレインボー倉庫をみつけて家も近かったので、すぐ見に行きました。

ー入居の決め手はなんですか?
毎月の利用料が安いことです。あとはレインボー倉庫全体をバランスよく使えるからです。

ーバランスよくというのは?
ワークショップをやる時に、必要な時間だけスペースをレンタルして使えるところです。毎月の固定費としてスペース代が乗ってくると大変ですが、必要な時に借りてその都度支払いをするというスタイルがすごくいいなと思いました。

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ー実際にレインボー倉庫に入居してみて気づいたシェアスペースの良いところ/悪いところを教えてください。
良いところは、一人で仕事をする時メンタル面でかなり厳しい時がありますが、レインボー倉庫には同じようなクリエイターがいっぱいいるので『みんな頑張っている』という空気感で自分も頑張れるというところです。
IMG_1755 のコピー悪いところは、シェアスペースなので少し賑やかだったり、自分にとって嫌だなと思う部分はどうしても出てきます。でもそれはお互い様なのかなと思います。

ーレインボー倉庫に入居して印象的だったことはありますか?
やっぱり人との出会いです。いろんな人がいる中で、尊敬できるクリエーターたちと出会い一緒にイベントを企画したり、ここでしか出会えないお客さんともたくさん繋がることができました。


ー次は山野辺さん自身のことについてお伺いします。企業しようと思ったきっかけを教えてください。
MG_0813 のコピー自分にしかできないことがあると思ったからです。
アロマやハーブを生活に取り入れるようになったのは、私自身のアレルギー改善が目的でした。商売にしようと思って始めたわけではなく、私のこころとからだに必要だったから勉強を始めたんです。
今まで使っていたお薬を捨てて、肌に使う化粧水やクリームは自分で作るようになりました。食事療法や体質改善なども同時に学び、5年後にはステロイドも皮膚科も不要になったんです。『同じ悩みを抱えた人たちに私自身の体験を伝えていきたい』そんな思いが強くなりました。
最初はオーガニックコスメのブランドやリラクゼーションサロンを経営している会社に勤めたりもしましたが、
クライアントさんに対して、どうしたら本当のサポートをしてあげられるのだろう、と考えた時に『自分でやる!』という選択肢しかなかったんです。

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ー今までやったお仕事について教えてください。(モデルをやっていたという話を聞いたんですが・・・
モデルをやっていた時もありましたね。すごく若い頃ですよ。(笑)
一番長かったのは20代前半に勤めていた、漫画の出版社です。受付で来客を取り次いだり、電話応対をしたり。来客や電話は波があり、空いている時間は編集部の人たちとおしゃべりしたり、会社の漫画を読んだり。なんとなーくな毎日を過ごしていました。
出版社の社長がすごくいい人で、毎日お昼にラーメンを食べる社長だったんですけど、1階にラーメンが届くので3階の社長室に社員が持って行くと伝えても、「いや僕は自分で取りに行くから」と言い、いつも「熱い熱い」って言いながらラーメンを持っていく姿がすごく可愛くて、大好きな社長でした。ある日「君はやりたいこととかないの?」と言われ「今は自分探し中です」と答えると「ここにいたら高いお給料はもらえるかもしれないけど、自分らしい”何か”があった方がもっと楽しくなるよ」と言ってくれました。なんとなーくな毎日じゃダメだな。自分らしい”何か”を探そう!と決心し退職しました。

ー「yes」というお名前の由来を教えてください。
IMG_1754 のコピー二つの意味があります。一つめは、yesで使ってる素材やyesでやってることに対して、誰に何を聞かれても「yes(はい)」と答えられるということ。二つめはyesを使う人にも日々の暮らしや自分のやっていることに対して「yes(はい)」と答えられる暮らしをして欲しいと願いを込めています。

ーどういう人に「yes」を利用して欲しいですか?
一番は困っている人。肌トラブルで困っていますとかメンタル面で悩みがありますとか、自分一人では頑張れない人、できるだけお薬に頼りたくないという人に使ってもらいたいです。
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ー「yes」の製品について
IMG_1753 のコピーオーガニックホホバオイル・みつろう・精油のみで、リップやハンド、顔やからだ、全身に使えるアロマクリームを作っています。yesの香りに癒されるという人が増えてきて、最近はボディオイルやルームスプレー、キャンドルなども作っています。

ーカウンセリングは必ず行うのですか?
はい、必要とされれば行います。
私がいなくてもご自身で選んでいただけるように、こういうシーンで使ってもらいたいという5種類の香りを作りました。今後、全国各地でお求めいただけるよう展開していく予定です。
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ーこの季節にオススメの香りはありますか?
春は花粉症で困っている方が多いので、ユーカリ・ペパーミントなどの清涼感のある香りがオススメです。
抗炎症作用があると言われているので、マスクや身の回りにスプレーしたり、鼻の周りのカサカサに保湿クリームにしてお使いいただければと思います。
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ー今後独立を考えてる人や、レインボー倉庫に興味がある人たちにアドバイスをお願いします。
動くと必ず”かたち”になります。そして必ず誰かが声をかけてくれます。
そうするとどんどん輪が広がって”何か”が生まれます。できない理由を探すより、なりたい自分を想像してみてください。レインボー倉庫には、そんなエネルギーを持った人たちが集まっているので、背中を押して欲しいひとはぜひ遊びに来てみてください。

ー今後の「yes」の活動について告知などありましたらお願いします。
4月29日(Sun) 10:00-15:00 アロマクリーム・スプレー作りWORKSHOP @目黒マルシェ MISCガラクタ市
http://misc.co.jp/garakutaichi/
https://www.instagram.com/garakutaichi/
5月25日(Fri) 19:30-21:30 アロマクリーム作りWORKSHOP @「ソトコト」プロデュース・ロハスカフェ (武蔵野大学内)

ホームページインスタグラムフェイスブックを随時更新しているのでチェックしていただけだら嬉しいです。

ー山野辺さん貴重なお話ありがとうございました!


こちらはレインボー倉庫メンバーを順番にご紹介していく連載企画です。次回インタビューをどうぞお楽しみに!
text by:根本真衣(レインボー倉庫)

メンバーズボイス バックナンバー

第1回:<池尻大橋>チバセイサクショ 千葉里奈さん
第2回:<池尻大橋>株式会社オールユアーズ 木村昌史さん
第3回:<下北沢>RAINBOW NAILS 谷菜々美さん
第4回:<下北沢>MUDHEAD HOUSE 小林史幸さん
第5回:<下北沢>fragrance label 「yes」 山野辺喜子さん


『 fragrance label 「yes」 』

日々の暮らしに香りを添え、こころとからだを整える。 yes はセルフケアというライフスタイルを提案します。 やさしい香りは 「こころ」を癒し、自然の素材は「からだ」を癒してくれる。yes があなたの鍵となり、素敵なストーリーの扉が開きますように…

【営業日】お問い合わせ下さい
【アクセス】レインボー倉庫3(下北沢)016
【URL】
web http://fragrance-yes.com/
Instagram https://www.instagram.com/fragrance_yes/
facebook https://www.facebook.com/pg/fragrance.yes/photos/?ref=page_internal

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