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【メンバーズボイス 】池尻大橋/チバセイサクショ 千葉里奈さん

シェアスペース、レインボー倉庫。
そこにはどんな人がいて、どんな使い方をして、そしてどう働いているのか。
リアルな声を聞くため、倉庫スタッフによる倉庫メンバーへのインタビューを始めます。

今回お話をお伺いするのは、チバセイサクショ 千葉里奈さん。
2016年11月からレインボー倉庫にて、ドライフラワーと多肉植物のお店『チバセイサクショ』を主宰されてます。
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初めてのDIY

ーー千葉さんのブースはまさに『生い茂る緑』、ぎっしりとドライフラワーが並んでいます。
レインボー倉庫にジョインして、まずみなさん取り組むのは空間作り。壁や床、そして什器などを準備するところから始まります。どんな空間作りを行いましたか?

まず、この空間に入ってきたときに、作業している人よりも商品、ドライフラワーが見えるようにレイアウトを考えました。作業台でもあるオリジナルのカウンターを作りつけて、壁面にはドライフラワーを飾れるように板張りを。どちらも素材は杉足場板です。最初はできているものを購入しようと探したのですが、この空間に合うサイズがなくて。カウンターと板張りは、レインボー倉庫の『内装サポート』(★1)を利用し、このスペースに合わせて作りました。
(★1 『内装サポート』:レインボー倉庫入居者限定。壁、床のカスタムや、テーブル、棚などの造作をスタッフが1日お手伝いするサービス。)

chibaseisakusho_02170816-内装レイアウト 003チバセイサクショ
ーーこの空間の一番のこだわりポイントを教えて下さい
ヴィンテージのベビーバス。広島のショップから取り寄せました。
この空間のサイズから、普通のバスタブだと大きすぎて入らないからベビー用で探したのですが、これが全然見つからなくて・・・!何とか見つけた広島のヴィンテージショップから送ってもらいました。
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ーー今までDIYやインテリアなど、自分で作業を行うことはあったんですか?
ないです。全く、ありませんでした。極力、既製品を買ったり、組み立てサービスなどを利用して完成品を納めてもらっていたんです。
このカウンターはオリジナルで組み立ててもらうところまでは『内装サポート』でお願いして、仕上げは自分でやすりをかけて、ブライワックスを塗りました。レインボー倉庫には備え付けの工具があるので、それを使ってちょっとした棚などはDIYにチャレンジしています。
私は作業にグルーガンを使用するのですが、グルーが天板に付いてしまったりすることもあるんです。その時は紙やすりで削って、すぐ平にしてます。なのでカウンターの中には、紙やすりを常備してます。1年経ったらまたワックスを塗り直そうかな。
(天板も馴染んできて、いい雰囲気になってきましたね!)


ものづくりのできる、自由度の高いシェアスペース

ーーそもそも、千葉さんはどうやってレインボー倉庫を見つけたんですか?
自由度が高いスペースを探していました。シェアスペースで、かつものづくりができる場所を探していて。そういう場所ってあまり無くて。『東京R不動産』のページをよく見ていましたね。
普通にマンションの一室や戸建て、テナントも見たりしたけど、それほど広いスペースは必要なくて、こじんまり始めたいなと思ってた時に、レインボー倉庫を見つけたんです。

“下北沢に輝く虹”スクリーンショット 2017-07-21 19.14.00
ーーレインボー倉庫に入居しよう、っていう決め手はありましたか?
例えばマンションの一室だと、最初に行くときに少し抵抗があって、気軽に行けるかっていうとそうじゃないかなと思って。
あとは近くにワークショップをやるスペースを確保したかったので、レインボー倉庫だと施設内や上階に共有スペースがあった、というのも理由です。

ーー実際にレインボー倉庫にジョインしてみて気づいたこと、シェアスペースの良いところ/悪いところを教えて下さい!
何かやろうとしたり、何かを聞きたいという時のスピードがすごく早いこと。
ここにいると、普通に暮らしていたら会わない人に出会ったり、文化に触れたり、ということが良いなと思っています。
いろんな動機で来ている人がいる場所なので、個々の感じ方にもよるけど、多少まわりがうるさくてもオンとオフをしっかり自分で管理する事が必要です (笑)
IMG_9063_01↑レインボー倉庫には、メンバーをはじめ、各店舗のお客さんやご近所の方が集まります。特に入り口のソファー周りはみんなの『リビング』のよう。


ずっと走り続けて急に止まった時、自分のことを考える時間が生まれました

ーー今までのお仕事のことを教えてください。
ずっとお花に関わること、主にフラワーショップで花の小売を行なっていました。後半はそれに加えて企画や管理などにも携わりました。半年だけアパレルにいたことも。花屋にいると、どうしてもこの業界を一度離れたい、と思う時がくるんです。一旦離れるけど、結局はまたやりたくなって戻る、割とみんなその道を辿るんです。働いている中で、お店は変わったけれど、ずっと生のお花を扱ってました。
駅ナカの花屋さん、ホテルの中に入っているブライダル、葬儀など、一通りやってきました。

▼千葉さんは猫派
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ーー独立しようと思ったきっかけは何でしたか?
実は元々独立の希望があったわけじゃないんです。
ずっと企業に勤めて、定年まで働くんだろうなって思ってました。
組織の中にいると、どんなに上に登りつめたとしても、やはり自由度が低いんです。
たくさんの方が訪れる場所だから、8割型の人間に受けるところを突き詰めていかなければならない。洗練されすぎても、されなすぎてもダメで、いわゆるザ・平均値なところを作って行く必要があると思うんです。

組織の中にいることに疲れたな、というところがあって、ひとまず会社を辞めるということだけ先に決めたんです。他の企業にお世話になるつもりで色々な話も進めてて。

いざ辞めます。有給入ります。ってなった時、何も考えなくていい、自分だけの時間が急に出来たんです。
組織の中にいると、自分のことを見つめ直して、自分のこれから、将来について向き合う時間てあまりとれないんですよね。
この先、花に関わる仕事をしていきたいけど、花のどんな仕事をやりたいのか。
会社のこと、店のスタッフのこと、人のことばかり考えていて、自分が何をやりたいかって考える時間を全くとってこなかったことに気づきました。ずっと走り続けてきて、急に止まってしまったから、あれ!って。

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じゃあ自分がこの先に何したいかな、って考えた時に、『ドライフラワーをやろう』って思いました。
生のお花は、戻りたければいつでも戻れるから。
まずはドライフラワー専門店として立ち上げて、5年後、10年後は生花をやってもいいかな、と思ってものづくりをしていることがわかるネーミング『チバセイサクショ』をつけました。

元々独立するつもりじゃなかったから潤沢に資金があった訳じゃなくて、最初は路面店も考えたけど、初期費用、保証金だけで数百万。もう大人だから、やりたい!だけではできないから、まずはシェアスペースの力を借りて、実現できるのであればやろう、できなければやめよう、と。
なのでレインボー倉庫への入居が決まっていなかったら、今も多分どこかの組織に所属していたと思います。諸々は決まってからハイスピードで決めました。
(確かにものすごく早かったです!)


様々なカルチャーが交わる長屋

ーーレインボー倉庫にジョインしてから、一番印象的なことってありましたか?

もう数多くあります。
一番初めにビックリしたのは、グラビアの撮影!
(2016年はレインボー倉庫内では週2〜月2回程度、グラビア撮影が行われていました。 ★2 )
あとは、日々の”長屋”感。
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広いワンフロアの空間の中に色々なカルチャーの人がいて、それでいて仲が良い。人間関係でもめたり(誰と誰が仲が悪いとかもないし)、ここに来た人は皆驚いています。
アマチュアがいない、周りはみんなプロの空間で。それが環境的にもとてもよかった。
刺激的に知らない世界をみせてもらってます。
(★2『SILLY』:倉庫メンバー・METACRAFT 西條鉄太郎さんが立ち上げたウェブメディア。)

 

ーーレインボー倉庫の中で、人と繋がったり、実際にビジネスが生まれたり、ということはありましたか?
ありました!
まずは最初、リーフレットを作りたいなと思った時に三宅恭平さん(コンストラクトフィルムワークス)を紹介してもらいました。それからカメラマンさんやスタイリストさん、ヘアメイクさん、映像制作の方など、例えば撮影小物に使ってもらったりして色々広がってきました。

レインボー倉庫の中は、買い回りをするという訳じゃないんだけど、色々な目的を持った人が来るから、本来の目的じゃないときに来て、後でそういえばあそこにあれがあったな、ってふっと思い出されたり。
コーヒーを飲みに来た人とも仕事が生まれる、なんてこともあるし。

先日は倉庫メンバー・オールユアーズ2周年記念イベント『LIFE SPEC CO-OP』にて、ハーバリウムワークショップを開催しました。
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花屋をやる、だから絵画や映画にも興味を持つんです

ーーこれから独立したいと思っている人や、レインボー倉庫に興味がある人にアドバイスをお願いします!
花屋の勉強をしようと思った時、花屋にしか行かない人って多いんです。その分野の中だけでどんなに数を打ったとしても、世界は狭かったりして。
そこで、花屋だったら花も見に行くし、絵画も 映画も見に行く。漠然とした中から、自分の必要なものをどんどん引き出していって、いつか使えるかも、という作業が好きな人、決められたジャンルだけでなくて、その辺にあるありとあらゆるものから吸収することが好きな人は、この空間にいたらどんどん伸びていくと思います。
レインボー倉庫という場所に頼るのではなくて、『自分の食い扶持は自分で!』ってみんなが思ってるから、そこが掛け合わさる相乗効果で周りのメンバーからもいい影響をもらっているんだなと思います。自分もそんな環境で働きたい!という方は、レインボー倉庫で働くということがとても良い時間になると思います。
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ーー千葉さん、貴重なお話ありがとうございました!
こちらはレインボー倉庫メンバーを順番にご紹介していく連載企画です。次回インタビューをどうぞお楽しみに!
 テキスト:レインボー倉庫 磯貝綾乃


『チバセイサクショ』
「いたずら心」と「恋心」

見えないところに何かを隠して驚かせてみたり、思いもよらないことを考えてみたり。
昔から私の中にある「いたずら心」。
完成した時にドキドキする、そんなアイテムだけをお届けしたい、
そう「恋心」のような気持ちで。
チバセイサクショでは、この2つの「心」を大切にしながら物作りをしています。
http://chibaseisakusho.jp/





『チバセイサクショ ATELIER&SHOP』
【営業日】不定休(webページよりご確認下さい)
【アクセス】レインボー倉庫2(池尻大橋) 003
【お問い合わせ】 info@chibaseisakusho.jp
【URL】
web http://chibaseisakusho.jp/
Instagram https://www.instagram.com/chibaseisakusho/


(2018/4/1追記)
チバセイサクショは移転しました。

【アクセス】〒154-0001 東京都世田谷区池尻2-30-10-1F
営業スケジュールはインスタグラムにてご確認下さい。

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