maz_web_bangai_ikejiri_07 のコピー

【倉庫スタッフ実はこんなことやってます。番外編】レインボー倉庫 ×文字(池尻大橋編)

子供の頃、空地に、原っぱに、自宅のリビングの片隅に作った秘密基地。
そんな誰にも内緒と言いつつみんなが知っている場所を再現したようなこの場所。

誰しも一度は、「ひみつきち」って一番大事な場所に、段ボールで看板を立てたんじゃないだろうか。「ひみつ」のはずなのにね。と、ノスタルジックに書いてみたけど今回はそう!場所には名前と看板が必要だから!
二月。日中は何となく暖かいかな、とか思っていても夕方になると足からじんわり寒さが伝わるこちら、レインボー倉庫2(池尻大橋)の看板と文字にスポットを当ててお送りしましょう。

※こちらの記事は2月中頃に執筆しており、ご紹介する中には現在はレインボー倉庫より移転している店舗もあります。ご来店の際には今一度ご確認いただくことをおすすめします。


【鉄扉×サインペイント×PAINT FACTORY】
maz_web_bangai_ikejiri_07 のコピーまずは入口。この倉庫を初めて訪れる人は、この重い扉を開けるのが少し抵抗があるとよく耳にする。この扉に書かれた”Rainbow”の文字はまさに『ひみつきち』的な表札になっているだろう。
このサイン(看板)は何を隠そう私MAZの元ボス・ペイントファクトリー工藤氏による手書き。淡いサックスブルーとべったり書かない擦れ具合が、白い扉との風合いを壊さず溶け込んでいる。
(ここだけの話、工藤さんがフリーで書いた筆記体の文は”R”と”a”を見れば『工藤さんの文字だな』ってわかる。)

【有孔ボード×レーザーカッター】
maz_web_bangai_ikejiri_04 のコピーこちらはALL YOURSの立て看板。
白地に黒のゴシックサインは店名をドドンと真ん中に。シンプルながらも誰もが一瞬で目に入り読みやすい。ステンシル?と思いきや有孔ボードにレーザーカッターで掘られたもの。

【古材×サインペイント×SKOP】
maz_web_bangai_ikejiri_01 のコピーみんなの憩いの場JAM STAND COFFEEの立て看板もこれまた白地に黒だが先ほどのALL YOURSとは一味違った古材×サインペイント。このサインを書いたのはSKOPさん。くるっとした筆記体とイラストがキャッチーで白黒でもここまでポップな雰囲気に。

【古材×サインペイント×MAZ】
maz_web_bangai_ikejiri_02 のコピーこれは私MAZのペイント。小さいながらも古材の色をそのままに生かし、我ら日本人にはありがたや、カタカナをブロックのように組み合わせたフォントのチバセイサクショ。素材を活かすところ、ドライフラワーを販売している店の雰囲気ともよくあっている。

【ガラス×ゴールドリーフ×サインペイント×Shakin’ Speed Graphix】
maz_web_bangai_ikejiri_05 のコピーレインボーストアの看板は自社の古材を使ったフレームにShakin’ Speed Graphixによる鏡面ゴールドリーフで(金箔)華やかなもの。金箔を使ったレタリングは何年たっても古臭さを感じさせないカッコよさがある。

【(1×4)×ペンキ×HOLIDAY WORKS】


古着屋HOLIDAY WORKSはこれぞ看板!好きなんだよねー。手書き。沢山のフォントを知ってて書くことができるカッコよさもあるけど、海外の自宅でガレージセールするお父さんが書く看板のかっこよさ。個性を主張するなら断然自分で書く!この潔さはオーナー木村さんらしいなって。


【ネオン管×FLYACE】
maz_web_bangai_ikejiri_08 のコピー重鎮メタクラフトのロゴデザインを担当したFLYACEのアートワークをそのままネオン管に。ガラスをバーナーで熱し、曲げながら作るネオン管は照明というより一種のガラス細工。アメリカのロックシーンを匂わせるポップでクールな仕上がりは、まさにメタクラフトのイメージそのもの。

【板×塗装×ペン×風森美絵】
IMG_0348画家・風森美絵のアトリエ兼ショップHAVE A GOOD THINGは間近で見なければ印刷かと思うほど精密だがこちらも手書き。本人不在で聞けなかったがおそらくこの質感はポスカであろう。屋内の看板なら雨風にさらされないため手持ちのペンでも書けてしまう。(ここまで精巧に書くのは至難の技だろうけど。)

【黒板×ポスカ×MAZ】
IMG_0351JAM STAND COFFEEのカウンターから覗くことのできるキッチン内にある黒板。私MAZの手書き。黒字に白で書くならポスカは最高の画材だ。地の黒のおかげで黒で影を作れるため3Dフォントも思いのまま。私が不意を突かれたのは最後に空いたスペースに書いた”jam stand coffee”がステッカーやTシャツに使っていただけていたこと。

【古材×ペンキ×がいあや】
DSC06637 のコピーレインボーストア店長がいあやお手製の看板。
「今日もお店は空いています」オープン看板は重要。でも書き方さえ知っていれば誰でもレタリングできちゃうんだ!特に大文字は高さとスペースを整えてあげればこの通り。

【古材×はんだごて×がいあや】
maz_web_bangai_ikejiri_10 のコピーペンキやペンだけが文字を書くツールじゃない。かなりアナログだが接合部分を加熱する工具、はんだごてで焼印して作られたミニ看板。時間は少しかかるがペンキでは出せない風合いを楽しめる。がいあやってDIY女子なのね。

【古材×アクリル×ELLY】
DSC06643一昨年の無人島シネマキャンプで作られたトイレの看板はそのまま倉庫のトイレの看板に。まっすぐ書かないこの書き方はELLYらしい、テレビから飛び出してきたようなカートゥーン仕様。今にもコミカルなBGMが流れ出しそう。


使う材料や技法、フォント。作り手によって表情が変わる文字の魅力。
私がよく言うセリフだが「PCやスマホのこの時代」手書きすることはすっかり少なくなってしまったが、この記事を読んで少しでも何か書きたい欲が沸いてくれれば幸いだ。

倉庫スタッフ実はこんなことやってます。〜MAZ編〜 バックナンバー

第1回:これがアツい!〜魅力的な文字の世界〜
第2回:カリグラフィーの歴史と道具
第3回:カリグラフィー道具の使い方・片付け
第4回:10分でわかる。カリグラフィーの基本の運筆
番外編:レインボー倉庫 ×文字(池尻大橋編)


text by:MAZ fantasy pen worksmaz_eye
松岡 可奈枝/1991年生まれ
2014年よりPAINT FACTORYにて修行後、独学で技術を学ぶ。 カリグラフィー、チョークアートを得意とし、 1枚ずつ手書きで製作するウェルカムボードを始め、 店舗のサイン、メニュー、壁画などもデザインから施工までを手掛ける。 現在はレインボー倉庫を拠点に活動。 個別にレクチャーを行うカリグラフィー講座も開催し、イベントではワークショップも開催する。 ジャンルやデザインにとらわれず幅広い活動を行う。
https://www.instagram.com/mazdeath/

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